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家系図作成専科 -丸の内第二合同事務所-

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閑話休題

苗字にまつわる色々なお話

【農民の苗字?】

一般に、農民には苗字がなかったと考えられていますが、農民でも宗門人別改帳や過去帳以外では「かくし名」としての苗字が使われていたそうです。もともと、農民でも氏や苗字を使っていたなごり(・・・)といえるでしょう。もっとも、地域によって異なり、一概には言えないようです(丹羽基二著「姓氏・家系・家紋の調べ方」新人物往来社)。ご先祖様が農民であったとしてもずっと以前から農民だったとは限りません。菩提寺や発祥地がはっきりしている場合、発展的に調査することで「かくし名」が判明することがあります。「かくし名」が分かれば、古代氏族につながることもあるでしょう。

 

 

【名前風の苗字】

苗字には「高橋→高い橋」など、その文字から物の形が思い浮かぶものと、例えば「保久」など抽象的で一見名前であるかのような印象のものがあります。 中世のこと、中国の影響から抽象的な名を付けることが流行しました。同じ頃、豪族は子孫に土地を分与するとき、それまでのように土地に名字を付けるのではなく、名前の方を付けることが頻繁に行われるようになりました。その結果、抽象的な名のついた土地が出現し、そして、今度はその地名を名字にする者があらわれました。これが名前風の名字が発生した由来です。 名前風の地名はほとんどが名字になったため、逆にいえば苗字が名前風であれば同名の地名から先祖のことをたどる手掛かりが得られる可能性が高いのです。

 

 

【神や仏に関わる苗字】

神主は神に使える人ですから、古代から存在します。次のような文字が苗字にあれば神事・神職に関係があるかもしれません。いくつか見ていきましょう。
禰宜(ねぎ)=「願」、巫女(みこ)=「神子」・「命(みこと)」、宮(みや)=「御屋」、宮司(ぐうじ)、祝(はうり、ほうり)、斎(いみ)忌(いみ)、祀(まつり)、神(かみ)
次に僧侶は、江戸時代まで無苗で租税免除であったのですが、明治になると庶民と同様に苗字を名乗らなくてはならなくなりました。そこで特権を奪われると思った僧侶たちは自分たちの博識を誇示するかのように、明治の役人には分からないような仏事に関わる難しい文字を苗字に用いたりしました。
その他にも「院」・「寺」・「坊」などがつく苗字も僧侶の出であるものが多いようです。 僧侶・神主は、いかにもそれらしい苗字を名乗ったようです。

 

 

 

 

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